これまで、私の数学の授業の流れはお以下の通りでした。
①前回で出した宿題の確認
②新しい内容(例題)の解説(黒板を使用)
③教科書の<たしかめ><問>のトレーニング
④時間が余れば、ワークの取り組み。
⑤授業終了時に宿題の提示
この①~⑤の流れを通じて授業を進めてきました。
しかしながら、このルーティーンでの課題もありました。
課題1・・・宿題ができない生徒がでる(わからなくでできない・わかっているけどやらない)
課題2・・・宿題が分からなくても、誰にも聞けない(家庭で)
課題3・・・例題解説が、わかる生徒とわからない生徒で理解度に差があり、
解説スピードをどちらかにそろえると、どちらかに不満がい生まれる。
課題4・・・<たしかめ><問>ワークなどのトレーニング問題に時間がさけない。
解説する時間が十分に取れない。
課題5・・・一斉授業であるが故のすべての生徒に適した解説にはならない。
この課題をクリアするために今年度からは、反転授業を取り入れようと考えています。
反転授業の手順
①家で教師がYoutubeにUPした、授業解説動画(1本10分程度)を視聴
②授業で視聴したかの確認と、教科書<問>ワークのトレーニング(個別)
③授業終了時に次回の動画範囲の確認
生徒用に教科書の例題のビデオをすべて作り、家で視聴させるようにしたいと思っています。
・・・このビデオ作りが大変。(機会があればビデオ作りのページも紹介します。)
そうすることで家でビデオ(10分)は誰でも見ることができます。
さらにビデオ学習の良いところは自分のペースでスローにも早送りも、一時停止も
できます。さらにノートも必要最低限の書き込みで十分なようにプリントを配って
あります。こうすることで家での負担はだいぶ減ることになると思います。
さらに、授業中にトレーニングする時間が増えて基礎から応用問題までに対応できるようになります。
まだまだ、試行段階ですので、これから実践していく中でさらに形を変えていこうと考えて
います。またその進捗状況も記事にしたいと思います。お楽しみに!