突然ですが、みんなが考える「プロと素人の違い」ってなんだと思いますか?例えば、卓越した技や、見るものを感動させるような演技、プロだからこそなせる絶妙な表現など、「プロと素人の違い」は、目で見た形でも差があることがわかります。しかし、私自身が考える「プロと素人の違い」とは、「失敗の数」ではないかと思っています。普段生活していると、プロだから失敗しないし、できて当たり前と思ってしまいがちですが、それは全て逆じゃないかと思っています。プロはこれまでに、数え切れない失敗を繰り返し、成功するにふさわしい練習量の元に現在のプロとしての姿があるのではないかと思っています。まがいなりに私自身も教師として生計を立てています。授業もこれまで数え切れないほどの失敗をしましたし、同じ教材・同じ単元の授業も何十回もしてきました。そんな中で、失敗から学び、練り直し、授業を行ってきました。もちろんこれは授業だけでなく、普段の学校生活や学級作り、部活動に至るまで、これまで様々な失敗をしてきました。だからこそ、教師として一流とは言えなくとも、なんとか生活できている現状です。だからこそ、社会で言われる「プロ」と呼ばれる人たちは、目には見えない様々な失敗の元に現在が成り立っているのではないかと思うのです。他にも数学の計算ミスに関しても同じことが言えます。計算ミスがまだある人は、一つの原因として、絶対的な反復量が足りないのが挙げられます。もちろん計算ミスがなぜ起こったのか、自分自身で考えることも大切ですが、それを踏まえた練習量は絶対必要なものになります。そうして繰り返していくことでミスの回数は減っていくのではないかと思います。
だからこそ、みんなに伝えたいことは、今後もミスを恐れずにどんどんチャレンジしていくことが「プロ」への道、「成功」への道ではないかということです。失敗すると、どうしても怖じ気づいてしまいます。次の一歩が出しづらくなります。しかし、その繰り返しが成長へのポイントだと自分に言い聞かせて、行動していってほしいと思います。是非参考に!