何でできているかというと

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理科の細胞の学習で学ぶと思いますが、細胞は一つ一つが呼吸をして、エネルギーを作り出しています。その細胞の呼吸に必要な栄養分と酸素を運ぶために血液が全身を巡っています。また、その細胞が集まって、消化器官や、心臓、肺、腎臓、肝臓などが作られています。また、人間は植物とは違い、臓器を作る栄養を食事でしか摂取できません。一説によると、人間は一生に60トンもの食料を摂取すると言われています。しかし、体重が60トンになる人はいません。つまり、摂取した物を一部吸収して、排出を繰り返します。いったいここまで何を説明したかというと、「私たちは生まれた瞬間から生きているうちは、細胞を常に新品に入れ替えて生きているということ」です。では、「私」は入れ替わってしまうと「私」ではないかというと、そんなことはなく、昨日の記憶も、これまで経験してきたことも覚えています。では「私」とは何が作っているかというと「これまで出会った人・もの・ことの全て」ではないかと思っています。どういうことかというと、私たちはこれまでたくさんの経験をして、ここまで生きてきています。その経験したこと全てが「私」を作っていて、同じ環境でも違う人間になるのは「経験」が違うからではないかと思っています。さらに「人間は変わらない」という人もいますが、確かに一人で家にずっとこもっていて、外部との接触を避けていれば、そこには昨日と変わらない自分がいるはずです。しかし、毎日私たちは様々な外部の刺激にさらされます。ですから、今後も「自分を成長させたい」「自分を変えたい」と思っているのであれば、様々な外部の刺激に触れて、より多くの経験をしていくことが大切になってくると思います。

さらに、勉強という刺激からも自分は成長できます。「知る」ことで今までは考えられなかった「思考」にたどり着けるかもしれません。これからも、できれば「学ぶこと」を「成長すること」と考えて是非積極的に学習していってしてほしいと思います。