私自身これまで生活してくる中で、様々なツイている時期と、ツイていない時期が
存在していました。今になって考えると、ツイていない時期の自分の思考には共通項が
存在していたと思います。それは、基本的に受け身だったということ。例えば、自分が勉強
できないのは先生が上手に教えてくれないとか、友達が話しかけてくれないとか、とにかく
「~してくれない」ということを常に考えていたように感じます。しかし、この考え方の
時は何をしてもうまくいかないし、感情的には常に不安で、イライラしていたように感じます。
しかし、ある時期からこの思考方法を変えて、自分から動きだそうと考えるようになりました。
もし、勉強で分からない問題があれば、自分で先生に聞きに行けばいいし、友達が話しかけ
てくれないなら、自分ではなしかけてみようと。最初の頃は、先生に聞きに行って教えて
くれるだろうか、また、友達は自分の話を聞いてくれるだろうかと不安になってしまいましたが、
結局の所、自分がコントロールできないことを心配しても時間の無駄だということに最終的には
気づきました。先生も、友達も自分とは違う人間で、考え方も違う。予想したり、自分の思った
通りには動いてくれません。だからこそ、そこに意識をするのではなく、自分自身の行動、言動
にフォーカスしようと。そうしていくと不思議とイライラや不安感はなくなってきました。
これはどんな状況でも言えることではないかと思います。常に「~してくれない」という受け身の
発想法だとネガティブに考え、決して自分が主人公の人生は送れません。むしろ他人の
機嫌によって自分の気分が変えられてしまいます。逆に自分が例えば誰かのために、誰かが喜んで
もらうために、相手がどう思おうと行動すると決めてしまえば、後悔することはありません。むしろ
すがすがしく毎日が送れるのではないかと思います。
今後社会で生活していく中で、他人の背景に思いを馳せることは大切だと思いますが、それに
とらわれることなく、自分しかできない自分の人生を歩めるように、能動的に生活していきたい
ものです。是非参考に!