私たちは普段生活していると「want to(~したい)」と「have to(しなければならない)」とのせめぎあいにあうことがあります。むしろその連続なのかもしれません。例えば今の君たちでいうと、目の前のゲームであったり、動画を見たりすることは「want to」で、受検勉強は「have to」なのかもしれません。せっかくの自分の人生、できれば「want to」で埋め尽くして生きていきたいと願ってしまうものです。しかし、成長して大人になればなるほど「have to」が増えていくことも、予想できることではないでしょうか。そんな時の考え方ですが、「have to」はなぜ生まれているのかを知ることが大切だと思います。私たちの「しなければならないこと」は自分が作っています。このように書くと、いや~宿題とか課題は先生たちが出しているじゃないですか~って思うかもしれません。しかし、宿題だって課題だってやると選択しているのは自分のはずです。やらないという選択をするということは、未来の自分が手に入っていたものを手放す覚悟をするということです。だからこそ、やると選択したのであれば自分で責任を持ってやりきることが大切なのではないかと思っています。つまり、「want to」であろうが「have to」であろうが、自分が選んだものであることに気づきます。自分の目標ができると、「have to」が生まれるのは当たり前のこと。何もせずに目標達成することはないはずですから。それでも、どうしてもモチベーションが上がらないこともあると思います。そんなときは、「どうせやるなら」という気持ちで取り組めるといいんじゃないかと思っています。全ての物事を無難に、適当に、だいたいでやっていてモチベーションが上がることはありません。「どうせやるなら」という精神でやってみると、自分なりの工夫であったり、思いが加わったります。そうすると、同じ作業であっても取り組み方が変わってきます。
Want to
