与えられた場所で花を咲かすことで

毎日の話

 これは私がまだ学生だった時に言われてハッとしたことになりますが

是非皆さんにも参考になる部分があると思いますのでお伝えできればと思います。

私がバイトをしていたときの話になりますが、最初私はいくつかのバイトを掛け持ち

していたのですが、なかなか長続きする事がありませんでした。そのときの気持ちは

正直自分が乗り気じゃなかったのと、だんだん慣れてくると仕事はつまらなくなって

来てしまう現象に出逢っていたからです。もちろんお金を稼ぐために始めたバイトでしたので

なんとか続けないといけません。しかし、いかんせんやる気が出ないのです。そんな時に

居酒屋で先輩に言われた言葉があります。そんな状況を話していて、確か私が「自分に合う

長続きしそうなバイトってないかなぁ~」なんでぼやいたときです。先輩が私にこんな話を

してくれました。「おまえバカじゃない?おまえに合う職場なんてどこを探しても見つかんねぇ~よ。

おまえがその職場で花を咲かす努力をしない限り、おまえの居場所なんてこの世界中どこを探しても

存在しねよ」と。お酒も入ってたせいで、大分きつい言葉で言われたのですが、このときに私が

食らった衝撃は未だに憶えています。当時私は、私にぴったりな条件の合う職場を探すことが

大事だと考えていました。だからちょっとでも自分に不都合なことがあると、ここは自分の居場所じゃ

ないと見切りをつけて逃げていたのです。そこで花を咲かす努力もせずに。だからこそ、何回もバイト

変えて、変える度にその思いの繰り返しをしていました。確かにこの世界に自分が思い描くような

自分にぴったりな居場所なんて誰も用意してくれません。自分の居場所は自分がその場所で花を咲かす

努力をするからこそ自分の居場所になるということをそのときに知ったのです。当たり前といえば

当たり前なのですが、人それぞれ人間は違います。しかし、仕事をするということは誰か自分と違う人

間と関わりながら働くことになります。ということは自分のわがままばかり通るはずがありません。

しかし、自分がそこで熱意を持って当たり前じゃない情熱を持って花を咲かす努力をしていくこと

周りも自分に協力してくれ、支えてくれ、居場所になっていくということが今なら分かります。

 これから人生上で新しいステージに立ったときや、ふと自分が今置かれている環境に疑問を持つ

瞬間て、必ずあると思います。そんな時にこの話を少し参考にしてみてください。不平不満を言う前に

まず自分が自分の花を咲かす努力をしているのか、自分の居場所作りに自分が懸命に取り組んでいるの

か。まだ他にできることは何かないのか探せる人になってほしいと思います。是非参考に!