何よりも謙虚で素直であること

毎日の話

何事も成長するためには「謙虚さ」と「素直さ」が大切だと思っています。

特にだんだん慣れてきたときとか、年をとると取っただけ、なかなか難しくなるのが

この2つのものではないかと思います。そんな時に是非ともこの言葉を思い出してください。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」  by ドイツ初代宰相ビスマルク

独りよがりな愚か者は学ぶことなく自分の経験、知識だけで考え行動する。

賢明な者は歴史に刻まれた物事の因果や、先人の知恵、知識から言動の是非を理解して

行動するので、失敗しないという意味だそうです。

人間は新しいものと出逢うとどうしてもこれまでの自分の経験と照らし合わせて

結論を出そうとします。しかし、それはあくまで自分が生きてきた数十年の経験に過ぎない

のです。そんな時に歴史に学ぶことはとても大切なことではないかと思います。

そのためにもお薦めなのは、本を読むことです。何も歴史書を読めというわけではなく、

何の本でもよいのです。なぜならば本というものは、著者の人生が詰まっているからです。

そもそも本を制作する人は、これまでの人生の最高傑作を制作しているはずです。それも

その人の人生で経験したことや学んだことを惜しみなく書いてあるはずです。だからこそ

本というものは、その人のその時点での人生そのもののはずです。だからこそ、その本を読むことで

その人の人生を手に入れたことになります。そうすると自分の人生では経験できないようなことが

本を読むことで手に入ります。そうすると読んだ本の分だけ人生経験が増え、判断材料が増えて

きます。だからこそ本を読むことを大切にして欲しいと思っています。

さらにこんな言葉も存在します。

「賢者は愚者にも学び、愚者は賢者にも学ばず」

つまり、賢明な者は何事からも学ぶのです。それが自分より愚かな者であれ、年下の者であれ

全てから学ぶのです。だからこそ、より賢明になっていきます。

「賢者と愚者」

賢者には目標があり、愚者には日常のみがある

賢者は感謝し、愚者は当然と思う

賢者は共有し、愚者は専有する

賢者は仁義を守り、愚者は裏切る

賢者は素直で有り、愚者は天邪鬼である

賢者は愚者から学び、愚者は賢者から学べず

賢者は心を学び、愚者はテクニックを学ぶ

賢者は己が愚かだと知り、愚者は己を賢いと考える

賢者は聴き、愚者は語る

賢者は学びたがり、愚者は教えたがる

この賢者と愚者の関係を知れば知るほど、勉強すればするほど自分の愚者ぶりが

際だってくる今日この頃です。

だからこそ、日々成長するために謙虚であり、素直でありたいと思っています。

是非この話を参考に!