自分を変えられるのは

日々の生活

このような言葉がああります。「馬を水飲み場に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」。これは常々私が教育に携わっていて考えていることです。むしろ、そのために私ができることを全力でやっているつもりです。どういうことかというと、誤解を恐れずに言うと、私はみんなを変えることはできないと思っています。みんなを変えられるのはただ一人、自分自身だけです。基本、人は他人を変えることはできないし、変えられるのはその本人だけだと思っています。だからこそ、私自身はそれに気づく手助けであったり、サポートをしていくことが仕事だと思っています。つまり、君たちが成長する水飲み場の環境を整えたり、そこまでいく経路は教えたりはできるけれど、実際水飲み場まで歩いて、水を飲む飲まないの判断は自分がするということです。何事もそうですが、自分自身のやるやらないの判断、頑張る頑張らないの判断、全ての物事は自分に任されているのです。当たり前っていう人もいるかもしれませんが、なかなかこれを実践することは難しいことです。特に、自分にとって不都合なことが起こったり、思い通りにいかない時、苦しい時なんかは、どうしても環境のせいであったり、誰かのせいにしてしまいがちです。そんな時も、自分自身が最終的に判断して、責任を持って行動していくことが今後も大切になってきます。これから、進路の話が進んでいくと、悩んだり迷ったりすることが増えてくると思います。しかし、そんな時も私自身、みんなが望むべき進路のために最大限のサポートはしていきますし、アドバイスもします。しかし、私ができるのはそこまで。そこからは、自分で自分の道を切り開くべく努力をすること。他の誰かがイスをみんなのために用意してくれるなんてことはありません。自分自身で掴み取るのです。少し厳しい言い方かもしれませんが、ここからの戦いはそういった時期に入ってきます。相談にはいくらでものります。しかし、選択し決断するのは自分自身です。そこに責任と覚悟を持って一緒に頑張っていければと思います。是非参考に!