ふさわしい努力

日々の生活

新年になり、神社などに初詣をしにいった人が多いのではないでしょうか。私も、受検生を担当する事が多いため、初詣に行くと、どうしても気になるものがあります。それが、神社の脇に飾られている絵馬です。そこには、様々な願い事が書かれています。もちろん社会人のものであったり、企業の業績改善のものもあったりするのですが、一番多いのは受検生の絵馬のような気がします。もちろん高校入試だけでなく、大学入試のものも多いです。そこには様々な大学、高校に合格するための願い事が書いてあります。そのどれもが叶ってほしいと願うと同時に、この絵馬を書いた人は、それにふさわしい努力をしているのかと想像してしまいます。どういうことかというと、私自身は、「すべての結果はその人の今の自分に相応しいものになる」と考えています。つまり、自分が願う結果がほしいのであれば、それにふさわしい努力を続けた先に、それが達成されるのではないかと思っています。しかし、私たちは自分自身で、自分を律しながら毎日努力することはとても難しいことです。だからこそ、友達と協力したり、家族に協力したりしてもらいながら、継続できる環境を作っていくことが大切になってくると思います。また、最近は便利なツールや、システムが生まれていますので、そういったものを上手に活用することで自分自身をコントロールしていってほしいと思っています。しかし、どうしても自分一人になったときや、誰も見ていないときに人は弱くなってしまいます。そんなときは、昔の人はよく言ったものです。「お天道様がみているよ」「ご先祖様に恥じない行動をしなさい」と。つまり、常に自分自身が誰かに見られていると思って、自分のするべき努力を継続するのです。もしくは、そういった考え方が好きでない人は、目標達成した未来の自分にふさわしい行動を今日一日取ってみるのもいいでしょう。自分自身の伝記があるとしたら、今日というページを何で埋めることが大切なのか考えるのもいいかもしれません。

これからの人生で自分が成し遂げたいこと、手に入れたいもの、なりたい自分のために努力をしていくと思います。そんなときに、弱い自分、サボってしまう自分、めげてしまいそうな自分をどのように奮い立たせるかはとても大切なことです。成功者はモチベーションで仕事はしないそうです。当たり前のように今日という日を成功のための一日にしていける人になっていってほしいと思います。是非参考に!