この時期になると、受検に向けてひたむきに努力するみんなの姿を見て、感じることがあります。それは「本気で取り組む事に価値がある」ということです。私が出会った人の中に、自分が達成したいものに対して、「本気」で取り組むのをかっこ悪いと勘違いしている人もいました。もしかしたら、「本気」でやって手に入らないことを怖がっているのかもしれません。「本気」でやらずに余力を残して達成する方がかっこいいと思っているのかもしれません。しかし、私自身は、「本気で取り組んだものの中からしか、人生でやりたいことなんて生まれない」と思っています。私自身も今やりたいと思っていることは、自分自身が全力で取り組んで、何回も失敗して、それでも譲れなかったものが現在もやりたいものです。「勝った」とか「良かった」とか「うまくいった」などは、その後の人生にあまり影響はなかったような気がします。それよりも「自分が逃げなかった」「本気で挑んだという記憶」の方が今の自分を支えてくれているような気がします。自分が逃げそうになったり、迷ったりしたときには自分の胸に手を当てて聞いてみてください。「自分の人生は、自己ベストを出さないまま終わっていいのか?」決してそんなことはないはずです。一生に一度しかない自分の人生ならば「本気」で「全力」で、後悔なく過ごしたい。だからこそ、目の前のもの、自分が選択したもの、自分のやるべきものに「全力」で取り組んでいきましょう。
今の自分を支えるもの
