最近ニュースや社会では「チーム・・・」という表現がよく使われるようになってきたと
思います。「チームジャパン」や「チーム東北」など様々な場所で団結を呼びかける、合い言葉
のように使われている、この「チーム」とはどの様なものなのかをお伝えできればと思います。
集団が集まったときに、その集団が「チーム」であるのか「ただの集まり」であるかの最大の
差は、「同じ目的の為に、お互いを支え合えるかどうか」だと思っています。どういうことかというと
例えば受験をするクラスがあったとしましょう。そのクラスが、「ただの集まり」であれば、誰かが
サボって遊んでいても、周りの人は「ライバルが1人減ったと」ほくそ笑む。そんなイメージが
「ただの集まり」の集団です。しかし「チーム」であるクラスは、誰かがサボっていれば
「なぁ、今そんな事やっている場合じゃないだろ!一緒に頑張ろうぜ!」とお互いに頑張り合う。
そんなイメージなのが「チーム」である集団。そんなイメージを私は持っています。そして
この例で言えば、合格確率が高いのは必ずと言っていいほど「チーム」である集団です。
今後自分が所属する集団がどのような集団であるかは、とても大切なことです。もちろん
自分が成長するためにも、また居心地のよい環境のためにも、一人ひとりが考えることは
とても重要なことではないかと思っています。
是非今後自分が集団で仕事をしたり、何か取り組みを実行するときは、まず自分が「チーム」の
一員として、なすべき事を実行していくことが大切になってくるのではないかと思います。
人前で指示をする、呼びかけをするだけが「チーム」の仕事ではありません。影で誰かを支えるのも
「チーム」の立派な仕事です。そのような行動を見た「チームメイト」がまた他の誰か別の「チームメ
イト」に行動していく。そのようにして良い「チーム」はできあがっていくのではないかと思います。
大切なのは誰かが炎を灯らすことです。そうすることによって、照らされた誰かが、他の誰かを
照らしだし始めます。そんな人に私もなっていきたいものです。