いずれかならず

日々の生活

高校に進学したときに「友達」ができるかどうか不安という人がいるかもしれません。特に、ここまで保育園・幼稚園からずっと一緒だった人がいる環境から、全く自分を知らない人たちばかりの環境になる人は、その不安が出てくる事も、しかたないことかと思っています。みんなは「友達」「仲間」との区別はありますか?辞書や明確な定義の違いを聞いているのではなく、私自身はこの2つを区別して使い分けています。以前に「集団」「チーム」の違いに関しても話したと思いますが、区別して考えると生活しやすいのではないかと思っています。私にとっての友達」は「利害関係を持たない、好きな相手」という捉え方です。「仲間」は「目的を共有している相手」という風に考えています。どちらが良いとか、悪いというつもりはありません。しかし、今後生活していく中で、自分が人生上で、やりたいことができて、そこに向けて努力をしていると、同じ目的を追いかけてくれたり、支えてくれたりする「仲間」が必ず現れます。例えば、クラスがこの1年で行事に対して、「目的」を持って取り組んでいるときそこには必ず「仲間」がいたはずです。学園祭のムカデで勝利を目指しともに汗を流した「仲間」。合唱祭で1つのハーモニーを作るためにひたすらに音取りをした「仲間」。受検に向けて、共に教え合った「仲間」。自分が「目的」を持って取り組んでいるときには必ず隣に「仲間」がいたはずです。 高校進学後も「友達」を積極的に作ることも大切かもしれません。しかし、みんなが「目的」を持ってひたむきに何かに取り組むときには必ず「仲間」が現れるということを知っておいてください。そうするとその「仲間」はいずれ「友達」にも、「自分に取ってかけがえのない存在」にもなっていくのではないかと思います。是非参考に!