成長し続けること

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 最近の企業に入社する新入社員が、企業を選ぶときに大切にしていることというアンケートを目にし

ました。一昔前は、そのアンケートの上位に「その企業の成長率」や「「将来性」などと、企業の状態

について多く書かれることが多かったそうです。しかし、最近の新入社員のアンケートでは「企業に

入社して自分がしたい仕事ができるのか」「自分の個性・能力が生かせるのか」などと、自分自身を

成長させてくれる企業なのかどうかという項目が多く並ぶそうです。これは一体どういうことかという

と、今までは1つの企業に入社すると、一生定年退職までそこで働くといった社員が多かったため、

どこの部署に配属されようとも、その会社自体が伸びて、成長していくことで安泰だったことがありま

す。しかし、これからの時代は、いつ何時その企業が潰れてしまうかは分かりません。言い方を変える

と、自分自身でキャリアアップのための転職を繰り返し、自分自身が成長していかないと生きていけな

い時代がやってきたということになります。だからこそ、企業の成長よりも、自分自身の成長にその企

業がふさわしいのか、自分自身がやりたいことがそこでできるのかが大切だという考え方に変わってき

そうです。

 これはとても良いことであると私は思っています。自分自身の良さを伸ばし、自分自身で道を切り開

いていく。とても素晴らしいともいます。しかし、同時にとても大変なことだとも思っています。なぜ

なら、自分自身のレールは自分で引かなければならず、正解も模範解答もありません。また、自分の

どの能力を伸ばしていくかも自分で決めなくてはなりません。そういった意味ではこれまでの社会人

よりも、厳しい部分が出てくると思います。

 だからこそ、これから社会に出る前の学生時代の特に長期休業の時には、自分で自分の興味や関心

が在る分野にチャレンジしてみることが大切なのではないかと思っています。つまり、学校から課題や

宿題は出るとは思いますが、それは社会に出てからの会社からの仕事と同じ事です。しかし、これから

の社会では、それと同時に自分のスキルアップのための勉強もしていくことが大切になってきます。

つまり、学生時代に、同様に課題宿題ではない、自分の興味ある物事を研究したり、掘り下げていく

事が、将来にも繋がる大切なことになってくるはずです。それは、普段の学校があるときには

時間的な制約でなかなかできないはずです。だからこそ、長期休業の時にはそれにチャレンジしてほし

いと考えています。参考に!