有名なイソップ童話の中に「ウサギとカメ」の物語があります。概要はこんな形です。「足の速いウサギは、歩みの遅いカメをバカにして、どちらが先に山のふもとまで行けるか「かけっこ」の勝負を挑みます。スタートすると、ウサギはあっという間にカメを引き離しました。「どうせ追いつかれっこない」と油断したウサギは、途中で余裕の昼寝を始めてしまいます。一方のカメは、ウサギにどれだけ引き離されても諦めず、脇目も振らずに一歩一歩、着実に進み続けました。ウサギが目を覚ましたときには、すでに時遅し。休まず歩み続けたカメが、先にゴールの旗を揺らしていました。勝負はカメの勝利で終わります。」能力が高くとも驕らずにサボらずに頑張ることの戒めと、直向きに努力することの大切さを教えてくれる話だと思っています。しかし、設定を変えてみます。みんなも考えてみてください。「ウサギはサボりません。法律を破ることなくカメがウサギに勝つ方法を考えてください」この問題にみんなならどのような回答を用意しますか。さまざまな方法があると思いますが、私であれば「ゴールを海の中に設定する」「ゴールを100年かかる場所に設定する」といったものを考えます。どういうことかというと、まずはカメとウサギを比較し、長所と短所を抽出します。まずは生活圏内の違い、次が寿命の違いです。その差からカメが有利となる結論を導き出すのです。この考え方は普段から社会で生きていく中でも大切な考え方だと思っています。勝負事でも比較検討し、同じ土俵で勝負しないこと、分析して自分が得意な方法を導き出すこと。あらゆる場面で活用できます。そしてこれはテスト勉強でも同様です。そもそも自分自身の特性であったり、性格であったりが存在します。例えばじっとしていることが得意でなければ、静かに机に向かうのは得策ではありません。動きながらとか、筋トレしながら、ストレッチしながら暗記をしてみるとか、座って勉強するのではなく、スタンディングデスクで勉強してみるといった工夫が必要でしょう。そもそも暗記が得意でなければ、その場で自分の論理を作り上げて毎回解を導き出すといった工夫が必要になってくるともいます。どうしても巷に溢れている耳障りのいい勉強法に流されがちですが、それはあくまでその人の土俵での話です。自分という土俵で勝負するためには、自分を理解して何回も試行錯誤する中で勉強法を身につけていって欲しいと思います。これからも勉強だけでなく生活していく中で、自分が悩んだり、苦しんだりすることがあると思います。そんな時にまず設定を疑ってみること、次にその土俵で勝負しなければならないのか、自分の土俵で勝負するためにはどのような工夫が必要なのか考えてみてください。そうすると思いもよらない解決方法や、自分に合った行動がとれるはずです。是非参考に!
自分の土俵で勝負をする
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