自由って・・・

毎日の話

私自身は学生時代から、自分のやることなすこと「自由」にやらせてほしいと主張することが多かったように感じます。例えばサッカーでプレーするときも、どんなアクションを起こすのか、パスなのかドリブルなのか、シュートするのか、正解などないので、自分の「自由」にさせて欲しいといったことなどです。さらに、プライベートの時間も、どのように時間を使うのかは自分の「自由」のはず。だからこそ、ダラダラしていようが、遊んでいようが、いつ勉強しようが、自分の「自由」にさせてほしいと、常日頃から感じていました。しかし、年を重ねる毎に、この「自由」という言葉に対して抱くイメージが変わってきました。今は「自由」とは「自分自身に由るもの」「他人ではなく自分自身をよりどころに、自分自身を頼りにして生きる」といったイメージを持っています。どういうことかというと、例えば動物に例えるとわかりやすいかも知れません。鳥が「自由」に生きたいと願うなら、自分の力で空を飛べなくては「自由」に生きられないはずです。チーターが「自由」に生きたければ、速く走る力が必要なはずです。つまり、「自由」になるためには、そんな頼れる自分になることが必要なのではないかと思うのです。誰かに甘えて、誰かに依存して、誰かのせいにして生きている状態では、「自由」には生きられないのではないかと思っています。 特にみんなのように社会に出る前の学生時代が、「自由」に生きるための力を身につけるためには、ちょうどいいのではないかと思っています。社会に出て働きながらも、もちろん力を磨くことはできますが、今のうちから「勉強を使って」「部活を使って」「学校行事を使って」自分自身を鍛えて、「自由」に生きるための力を身につけていって欲しいと思います。そして社会に出る頃には、自分自身の翼で大きく羽ばたける、「自由」に生きられる人になっていってほしいと思います。是非参考に!