みんなは「リープフロッグ現象」という現象を知っていますか?「リープフロッグ」を直訳すると「カエルが飛び跳ねる」という意味になります。これはインフラが整備されていない新興国が、新しいサービスによって一挙に先進国の先を行く現象のことを言うそうです。どういうことかというと、例えばスマホ。中国やアジア、アフリカで急速にスマホ発達しました。それは固定電話網が発達していなかったおかげで、電話線のいらないスマホが一気に発達したことが一因です。逆に日本では全国に固定電話網が整備されていたため、そのインフラを捨ててまで、スマホに一気に移行しなければならなくてもよかったため、スマホの発達が遅れたと言われています。他にも電子マネーです。アフリカでは銀行口座を持っている人が少ないです。そのため、スマホが登場したとたん、銀行口座がいらない電子マネーが一気に広がりました。日本の大人では銀行口座を持っていない人の方が少ないと思います。つまり、豊かな国の方が「リープフロッグ現象」は起こりにくいということです。ではインフラが整備されている日本の今後は暗いかというとそうではありません。日本も世界に先駆けて喫緊の課題に直面しています。それが「人口減少」と「少子高齢化」です。また「新型コロナ」における「アフターコロナ」の経済も課題でしょうか。「すべてのイノベーションは【負】を解決させるために生み出された」という言葉があります。問題があるからこそ、そこに必要性が生まれてきます。これからみんなが大人になり生活していく社会は、これまでになかったイノベーションが生まれてこないと成り立たない社会だと思います。むしろ、今だからこそ、この課題に立ち向かうべく日本で「リープフロッグ現象」が起こってもおかしくないのです。その現象の立役者となるのが、将来のみんなになるのではないかと思っています。
少し難しい話を書き過ぎたでしょうか?簡単に話すと、これからの未来、みんなが活躍する未来にこそチャンスが眠っていて、そのチャンスをものにすることで、日本は世界に先駆けて新しい未来を創造する国になっていくのではないかと私は信じています。その未来に向けて、今は自分を磨き、力をつけていく時期ではないかと思っています。今後も明るい未来を想像しながら努力を続けていってほしいと思います。