自分との勝負

毎日の話

普段生活していると、どうしても顔が下がってしまうこともあるのではないかと思います。そんな人に参考にして欲しい言葉があります。

「俺の敵はだいたい俺です」 漫画「宇宙兄弟」第11巻 南波六太のセリフ

これは「あなたの敵は誰ですか?」と聞かれた主人公が返した言葉です。これと同様の言葉を歴史上の人物も残しています。

「君の出会う最悪の敵は、いつも君自身であるだろう」      ニーチェ

つまり、昔から人は常に自分の中に怠けそうな自分がいて、そんな自分に悩まされてきたということではないかと思います。現在も世の中からダイエットと言う言葉が消えなかったり、継続の難しさが言われたりするのは当たり前かも知れません。そんな時に大切にして欲しい言葉を紹介します。それは「克己心(こっきしん)」という言葉です。弱気になっている自分を乗り越えなければならない、自分自身に克(か)つという意味です。過去のこれまでの自分を見て、「そんなことはできない」とか、まだやってみたことないことに対して「そんなことやっても無駄だよ」と思った事は、ありませんか?既に取り組んでいることに対しても「これくらいでいいだろう」と自分に言い聞かしているシーンがありませんか。そんな時にいつも戦って欲しいのは自分自身です。せっかく目の前に広がっている未来を、広げるも狭めるのも自分自身に任されています。だからこそ、常に「克己心」を意識して自分と対峙して欲しいと思っています。

何事も「でも~」や「だって~」と口に出してしまう自分と日々戦ってみましょう。そうすると自分も想像できなかったような自分を発見する日がいつかやってくるはずです。そんな常に新しい自分に出逢う為の日々を送って欲しいと思います。是非参考に!