今後進路の話が進んでいくと必ずといっていいほどに聞く言葉があります。それが「やりたいことが見つからない」です。しかし、私自身は「やりたいことが見つからない」ことは大して問題ではないと思っています。問題なのは「やりたいことが見つからないと言って、何も行動しないこと」だと思います。私自身がこれまで生きてきて、最初から「やりたいこと」や「自分の好きなもの」があったわけではありませんでした。自分の目の前にあるものや、紹介されたもの、ご縁があったこと、「人から頼まれたこと」を、ひたすらに取り組む中で、だんだんと自分の生きる道筋が見えてきた印象があります。だからこそ、みんなにも大切にしてほしいのは、どんなことも愚痴や、泣き言を簡単に言うのではなく、まずはやってみる。やりたいことじゃないから手を抜くのではなく、むしろ一生懸命取り組んでみる。そうやって「頼まれごとの人生」を進んでみる。そうするとだんだんと自分にあっている、自分に向いているものが見えてくるのではないかと思います。むしろ、それを嫌がる人には、だんだん人は頼み事をしなくなってきます。だからこそ、どんなことにも楽しみや面白さを探す癖をつけることが大切なのではないかと思います。私自身が今仕事をしていても100%楽しい事ばかりではありません。むしろ100%楽しい仕事だけの人生なんて存在しないと思います。 みんなも今後さまざまな物事が目の前にやってくると思います。そんな時に自分自身がそれをどのように捉えて行動していくかで、この先の未来も変わっていくのではないかと思います。誰にも同じ現象は訪れるのですが、その選択した行動によって進む先は大分変わってくるのではないかと思います。「取り敢えずやってみる」「どうせやるなら、どうやったら面白くなるのか」そんな癖をつけて、常に行動することを意識してほしいと思います。是非参考に!
やりたいこと
