小学生の長男は、自分でやりたいと言って、水泳・英語教室・習字・サッカーと習い事を掛け持ちしています。これだけやっていると、平日は毎日習い事になりますし、土日もサッカーで埋まることはざらにあります。最初の頃は体力的にきつそうなそぶりも見せましたが、今では当たり前のように毎日楽しそうに習い事に出かけます。さらに朝の私とのトレーニングも毎日こなしています。たいしたものだと、わが子ながら感心することがあります。(たまにぐずることもありますが(^_^))そんな姿から、人間にはものすごい「適応能力」があるなぁと感じます。「適応能力」とは、寒いときは寒いなりに、暑いときは暑いなりに体が対応するような体勢を体が自然に作ることをいうそうです。しかしそれは急激に起こるものではなく、徐々に順応していくものだそうです。だから、急激な暑さや、急激な寒さに体が対応しきれないときに、体調を崩したりします。これは何も気温だけではありません。体力面も気力面も人間はそれに打ち勝つために見事に適応する能力を持っています。しかし、それはただ、ダラダラしているだけでは身につきません。意思を持って、意図的に自分が対応しようと努力をする事でだんだん高まってきます。
このような素晴らしい能力を持っている自分を、コントロールして成長させていくことが、今後とても大切になってくると思います。しかし、逆に現代は何でも手に入る時代になり、我慢の出来ない子どもも増えたとも言われています。耐えることや、苦しくても自分の目標に向けて継続して努力する事は、大人になってもとても大切な能力になると思います。その能力を高めるためには「セルフコントロール」が大切だといわれています。「セルフコントロール」とは自分自身のハンドルを自分自身が握り、制御する能力を言うそうです。この「セルフコントロール」力を磨くためには、普段の生活の当たり前の事を熱量もって最大限に努力する事で伸びると言われています。今後みんなはこの2つの力をうまく活用していくことを心掛けてほしいと思います。本来自分が持っている「適応能力」を最大限生かすために「セルフコントロール力」を磨く。そうしていくことで自分自身がさらに成長する。このサイクルをうまく回していくことが成長には不可欠なのではないかと思います。時には、だらけたくなる自分も出てきます。しかし、成長した自分の姿をイメージしながら、ひたむきに努力する事を続けていってほしいと思います。 是非参考に!