自分自身で考える

毎日の話

私自身は本を毎月できる限り読もうと現在も努力しています。それは自分自身の成長の為、また世界・社会の動きが、だんだん加速して、それに置いていかれないためにも必死に読んでいる感覚です。しかし、その読書に関して変化してきたことがあります。それは、これまで本に書いてある「知識」を自分自身が覚えることを中心に読書をしてきたのですが、最近はその「知識」に対して自分がどのように考え、新しく「創造」していけるかを大切にしています。というのも、これまでの社会は様々な「知識」を正確に覚えてそれを再現することが大切にされてきたと思います。もちろん、それはこれからも大切なのですが、それだけではこれからの社会は対応していけないのではないかと考えています。むしろそのような「知識」を正確に再現したり調べたりするのは機械やAIの方が得意とされる作業です。だからこそ今後求められてくる人財とは、これまでに無かったものを新たに「創造」「価値」をもたらす人なのではないかと思っています。これは難しい言葉で言うと「イン・フォメーション」から「エクス・フォメーション」への転換と言うそうです。「イン・フォメーション」とは外からの情報を受け入れて自分の中に認識を形成することだそうです。「エクス・フォメーション」とは、自分の内にある認識を、外へ形成していくことだそうです。さらに「イン・フォメーション」とは世の中から求められている自分を創っていく行為であり、「エクス・フォメーション」とは自分が求めている世の中を創っていく行為になるとのことです。これからの社会とは「正解」が存在せず、「今までの」「前例」という言葉が通用しなくなる社会だと言われています。だからこそ、今後みんなには「自分自身」で考えることを大切にしていって欲しいと思っています。しかしそのためには「イン・フォメーション」も大切です。そのとても良いツールが私は「本」ではないかと思っています。このデジタルの時代に「本」?って思っている人もいるかも知れませんが、こんな時代だからこそ「本」にしか載っていないようなものも存在しています。むしろネットに書かれている誰でもがアクセスできるような情報に価値があるようには思えません。忙しい中だと思いますが、是非今後も「本」を読む時間を大切にしていって欲しいと思います。参考に!