よ は く

毎日の話

18歳になると車の運転免許が取れるようになります。教習所に通って、試験に合格すると晴れて一般道を走行できるわけですが、その時に習いますがハンドルの特性に関してです。ハンドルは右に回せば、回した分タイヤが動くわけではありません。最初に少し「遊び」が用意されていて、少し動かしただけではタイヤは動きません。なぜならば、少しの振動や間違ってハンドルを触ってしまったときに、すぐに動作してしまうと事故が起こってしまいます。そんな事故が起きないようにハンドルは「遊び」が設計されています。とてもよく考えられている素晴らしい機能だと思います。しかし、このハンドルの「遊び」は日常生活でも大切ではないかと思っています。日常生活に置き換えると、この「遊び」「余白」になるのではないかと思います。何かに追われているときや、切羽詰まっているときは、なかなか時間の「余白」は存在しません。しかし、自分が学んだりプラスαの仕事が出来るのは、この「余白」の時間ではないかと思っています。だからこそ、みんなにもこの「余白」を大切にしていって欲しいのですが、なかなか今の生活の中で「余白」が確保できない人もいるはずです。そんな時は2つの事に意識をしてみてください。それは「やめること」「はやめること」です。1つめの「やめること」は、今の生活の中で必要ないのだけれど、慢性的にダラダラやってしまっていることがあるはずです。もしくは、やめてもいいのに、やめてないものがあるはずです。それをやめてみることです。そうするとそれにかかっていた時間が確実に「余白」になってきます。2つめの「はやめる」ことは、まず自分が勉強などにかかっていた時間、やらなければならない物事にかかる時間自体の速度、効率を上げてみることです。どうやったらその速度を上げられるかを日々研究してみてください。実際取り組む時間帯を早めても効果はあるそうです。夜遅くまで勉強するのであれば、確実に早朝の方が効率は上がります。そうやってこの2つを意識できると人生の「余白」は確実に生まれてきます。そしてそこで「学ぶこと」「プラスαのこと」を行ってみてください。これが自分自身を成長させる時間に確実になっていくと思います。もちろんこの「余白」「遊び」が入ってもいいと思います。 これからの社会では、学んでから働く(生きる)だけでなく、学びながら働く(生きる)ことが大切になってくると言われています。だからこそ、自分に与えられている有限の時間をどのように使っていくかを本気で考えていくことが大切になってくると思います。是非参考に!