私たちは日々生活していると、自分という人生を生きているのですが、その当事者であるが故に困難や壁が立ちはだかると「もうだめだ」と思ってしまうことがよくあります。そんな時におすすめの考え方があります。それは、もしこの自分の人生が「劇だとしたら?」「映画だとしたら?」「ドラマだとしたら?」と考えてみることです。むしろ今回はこの役で自分は生きているのだから、この役は次にどのようなアクションを起こすのだろう?どのような劇的な逆転劇が待っているのだろうと考えてみましょう。そうすると自分を俯瞰的、客観的に見ることができるようになってきます。さらに、やらなければならないことがあるときや、面倒なことがある時にも、映画ならこの修行中や、ひたむきに取り組むシーンが必ず用意されていて、そこで成長するから新しい扉が待っていると気づくはずです。むしろ劇の主人公ほどより困難な出来事に出逢いますし、悲劇に苛まれます。それがないということは、映画で言うとエキストラということです。そう考えてみると自分の人生という劇を、自分はどのように演じるかを考えることは、今学校で取り組んでいる劇の役を、どう演じるかと同じことが言えるのではないかと思います。劇に出てくるキャラクターはそれぞれ個性があり、クセがあります。しかし、それぞれがそれぞれの個性を発揮して、全力で困難に立ち向かっています。私たちの人生もそんな見ている観客が驚くような、感動するようなドラマを作っていきたいと思いませんか?
ドラマチックに・・・
