トランプのゲームの中にババ抜きというゲームがあります。みんなも一回は楽しんだ経験があるのではないでしょうか。ゲームのルールは、ババ（ジョーカー）を最終的に持っていた人が負けになり、手札を先に上がらせた人が勝つというものです。このババ抜きは人生にも通じるものがあるのではないかと思います。例えばトランプでは、自分が相手のどのカードを引くかは自分の選択に任されています。それと同様に、自分の人生に起こる出来事をどのように選択するかは、基本的に自分に任されているはずです。さらに、人生というゲームには特別ルールがあります。それは今自分が持っているカードを、勝手に捨ててもいいというものです。どういう意味かというと、昨日までだらけてしまったというカード、苦手な教科というカード、自分のトラウマというカードを、いつまでも持っていなければならないというルールは、人生には存在しません。つまり、自分が変わろうと思えば、いつでも新しい望んだ手札を手に入れることができ、それを保管することができます。ババ抜きでは絶対存在しないルールだと思います。さらに自分が望めば、自分が増やしたいだけ、手札は無限に増やしていけます。そして、それを誰かに奪われてしまうことはありません。そう考えると常に自分の思い通りに人生というゲームは進んでいくということになります。
自分が思っているより、みんなには可能性があり、その可能性は自分が望んで努力すれば手に入るものだと気づいてほしいと願っています。そしてそのカードを引けるのは自分だけだということ、さらに、誰かが代わりにカードは引いてくれないし、お膳立てもしてくれません。自分自身で自分の望むカードは手を伸ばしていく。そんな自分の道を自分でつかみ取れる人生を送ってほしいと願っています。是非参考に!
