学園祭取り組み期間最中にみんなに「学園祭を楽しみたいなら準備や取り組みを全力で取り組もう」と伝えましたが、全力で取り組んだ学園祭は、どのような思い出が心の中に残っていますか?なんとも言えない達成感と充実感が残っているのではないかと思います。みんなが書いてくれた作文にも、これまで経験したことのないような感情が胸から溢れてきている人が多いように感じました。なぜ私が行事などは、取り組みを大事にして欲しいかというと、「プロセスが経験に価値を生む」のではないかと思っているからです。どういうことかというと、例えばコーラを飲むという現象を考えて見てください。ファミレスのドリンクバーで食事のついでに飲むコーラと、ヘトヘトになりながらたどり着いた山の山頂で喉がカラカラになった体に流し込むコーラの喜びは雲泥の差があるのではないでしょうか。同じ成分の同じ味の飲み物が、同じ量だけ体に入ったはずなので、科学的にはその差異はないはずです。しかし、その時に感じる感情や刺激は大きな差があるはずです。その差はどこから来ているかというと、そこに至るまでのプロセス(過程)がもたらしているのではないかと思います。だからこそ、同じ経験でも価値があるものにするかしないかの差は、プロセスが関係しているのではないかと考えています。さらにその価値を経験できた人と、そうでない人の人生はさらに差が生まれるのではないかと思います。学校行事一つとっても皆、同じ行事に参加しています。しかし、その経験に価値を見いだせた人とそうでない人とでは、得られるものが大分変わってくるのではないでしょうか。だからこそ、どんな行事や興味ないものであっても、常に「どうせやるなら・・・」「どうやったら楽しめるか・・・」という考えで、取り組みを大切にしていって欲しいと感じています。受検勉強は誰もが受検に向けて取り組むはずです。しかし、そのプロセスは人によって大きく違うはずです。だからこそ、そのプロセスを大切にして取り組んでいくことでこの受検にも、価値が生まれるのではないかと思います。参考に!
プロセスこそ・・・
