毎日の話

かつて1980年代は世界の名だたる企業の中に日本の会社がいくつも名を連ねてたといいます。しかし、現在世界のトップを占める企業はGAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック【現在メタ】・アマゾン・マイクロソフト)をはじめとするアメリカの企業で、トップ10に入っている日本企業はトヨタだけだといいます。そんなアメリカの企業で採用されている雇用形態が「ジョブ型雇用」だそうです。この「ジョブ型雇用」とは、仕事内容が決められていて、その能力やスキル、資格にあった人を採用する。日本のように採用してから部署に配属されるのではなく、例えばプログラミングの資格やスキルを持っているから、その仕事をしてもらうために採用するといった雇用形態になっているそうです。これは今後日本もその流れが出てくると言われています。つまりどういうことかというと、日本の従来の終身雇用(一回就職したら定年まで同じ会社で働く)は今現在も終わりを迎えていて、常にスキルを向上させ、転職を繰り返し、自分の能力に見合った仕事を自分の力で探し、いろいろな企業を働き歩くような仕事形態に変わっていくということになります。つまり、常に勉強してスキルを向上させていかないと生きていけない世界が待っているということになります。さらに、その能力は満遍なく全てができることが大切なのではなく、秀でた自分だけの固有スキルを身につけていくことが大切だと言われています。そんな未来が待っているみんなにとって何が大切かというと、現在自分が何に興味を持っていて、それに関してどれだけ動いているか、勉強しているかが社会に出るまでに大切になってきます。まだ何に興味があるかわからないといった人も多くいると思いますし、何をしたらいいかわからないと言う人は、まずは自分が与えられたもの、頼まれたもの、今、目の前にあるものを全力で取り組んでみてください。最初からやりたいことが明確にある人の方が稀だと思います。やるべきことを全力で取り組んでいくうちに、「あれ?これ自分は得意かもしれない」「この仕事をやっているときに自分楽しんでいるな?」というものが出てくるはずです。大切なことはその感覚が出てくるためには、何事にも全力で取り組んでいないと見つからないということです。当たり前のことですが、適当にほどほどにこなしている人は、面白みも、その仕事の醍醐味も分かるはずがありません。人にやってくるチャンスは皆平等に存在していると思います。しかし、そのチャンスをモノにするためには、常に前向きに全力で取り組んでいくことが大切なのではないかと思います。是非日頃からそんな意識で全てのものに取り組んでみてください。参考に!