私は昔から大自然の中でのアクティビティーが好きで、様々な場所で体を使って遊んできました。特に生まれが山の中だったせいか、海や川でのアクティビティーを魅力に感じて、学生の頃から時間を惜しんで出かけていました。その中でもカヌーやカヤック、ラフティングなどの川下りはとても気持ちが良く、大自然を普段とは違った目線で見られるため、よく好んで出かけていました。川下りで大切なのは、川の流れに逆らわないこと。たかが人間の力で川の流れに逆らうことは、体力を削られるだけで、無駄な作業です。むしろ川の流れを読んで、うまく流されること。ただし、ただ単に流されていると、岩などにぶつかってしまいます。だからこそうまくコントロールしながら流されることがポイントになります。それがうまくいった時の、まるで自然と一体化したかのような感覚は、何とも言い難い喜びを感じます。日常生活から切り離された中でのリフレッシュできる時間が醍醐味のアクティビティーです。ぜひ機会があれば、みんなも挑戦してほしいと思いますが、今回ここに書かしてもらったのは、普段生きていく中でもこの経験は役に立つのではないかと考えたからです。「逆らわす、流されず、コントロールすること」これは私たちが生きていく中でも大切なことではないかと考えています。どういうことかというと、将来働く中では、時代の流れがあり、時代に求められていないものを提供しても、仕事になりません。その時代の流れに求められているものを提供すること。さらにそればかりに流されてしまうと、自分が何をしたかったのか分からずに、壁にぶつかってしまいます。だからこそ、その流れの中で自分の人生の目的に向かって自分をコントロールする。そうやって少しずつ微調整しながら、自分の人生の流れを下っていくことが大切なのではないかと思っています。今の学校生活でいえば、受検が嫌だと言って逆らっても、避けては通れないものです。だからこそ、流れに乗って、上手に自分自身をコントロールしながらうまく受検の波に乗っていくことが大切なのではないかと思います。時には激流もあるし、揺さぶられることもあるかもしれませんが、それを乗り越えた後に広がっている景色は絶景が待っているのではないかと思います。是非、その景色が見られるまで、自分で自分の船の舵をしっかり取っていってほしいと思います。参考に!