私は普段から心がけていることがあります。それは「自分の機嫌は自分でとる」ということです。普段生活していると、自分にとって都合のいいことも起こりますし、逆に都合の悪いことも起こります。さらに、自分が予期しなかったようなハプニングやイレギュラーな出来事にも出くわします。そういった時、何も考えないでいると、起こった現象で自分自身の機嫌が変わり、気持ちが変化して、コントロールできなくなる時があります。そうすると、その度ごとに自分自身が振り回されてしまうことになってしまいます。そうして私は後々後悔することが多々ありました。しかし、起こる現象はコントロールできませんが、自分自身の機嫌だけは自分でコントロールできます。さらに文豪ゲーテも「人生最大の不幸・罪は不機嫌である」と語っている通り、不機嫌な人には誰も寄ってきません。さらに不機嫌な人には仕事も回ってこなくなります。だからこそ自分が成長するためには、自分自身の機嫌は自分でコントロールすることが大切になります。これは普段から自分でトレーニングすることが大切です。例えばソフトバンクの孫正義さんはマスコミの取材で、記者に「孫さん!頭髪の生え際が後退してきましたね」と嫌味を言われた時に「これは生え際が後退しているわけではない。私が前進している証拠だ」とユーモアを踏まえて返したそうです。これは「曲解力」といって、自分自身で起こった出来事や現象の捉え方をプラスに変えている良い例だと思います。普段から自分自身に言われたこと、起こった出来事を笑いを踏まえた上で返せる努力をしてみてください。そんな人の周りには人が集まりますし、いざという時に助けてくれます。今後工夫してそんな人になっていってほしいと思っています。
人は誰しもが不機嫌になってしまう瞬間があると思います。そんな時に誰かに機嫌を取ってもらうのは赤ちゃんや子供で十分です。大人になる・社会に出て生きていくということは、自分自身で自分自身をコントロールして成長させていくことではないかと思います。だからこそ、義務教育最後の、この中学校生活でみんなに身につけてもらいたいと思っています。ぜひ参考に