楽しんでいやっている人には・・・

毎日の話

私は仕事をしていてよく楽しそうだね~とか、いつも嬉しそうにしているね~と声をかけられることが多いです。自分の子供が小さく、幼いときは、パパは学校に遊びに行っていると思っていたくらい、毎日仕事に楽しそうにいっていたようです。もちろん若いころは、初めてのことやうまくいかないことが多くあり、大変なことや辛いこともありました。しかし、そんなときも「なるべく楽しいフリ」をしていました。別に見栄を張っていたわけではなく、苦しいときに苦しい表情をしても、余計苦しくなるんじゃないかと考えていたからかもしれません。そうしているうちに本当に楽しいのか、楽しさを演じているのかわからなくなるような感覚も経験しました。そうなってくると毎日どんなことがあっても楽しめるような習慣ができてきて、「楽しそうだね~」と言われることが多くなってきたような気がします。だからといって、みんなに苦しいときもつらいときも笑っていろと伝えたいわけではありません。昔の書物で論語という書物の中にこんな言葉が載っています。「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず(たとえ専門の知識があったとしても、それを好きな人間にはかなわない。好きな人間も、それを楽しんでいる者にはかなわない。仕事にしろ、学びにしろ、最後はそれを楽しんでやっている者には誰もかなわない)」つまり、どんなことも楽しんでやっているものには最終的にはかなわないということを言っているのではないでしょうか。 これからみんなの中学校生活には、やらなきゃいけないことや、乗り越えなくてはならないことがやってきます。そんなときにできるならば、好んでやってほしいなぁ~と思うし、できれば楽しんでほしいなぁ~と思っています。そのためにはとりあえずやってみる。全力で取り組んでみることが大切になってくると思います。手を抜いて楽しさは味わえません。適当にやって達成感は味わえません。どんな専門家もみな最初は素人だったはずです。だからこそ、中学校に入りたてのみんなはどんなことも全力で挑戦することで楽しみ、上達することができるのではないかと思います。是非参考に!