自分の得意分野

毎日の話

自身はこの教師という仕事をしていて、あまり疲れた経験がありません。もちろん老化と共に体力的な衰えはあるので、日々それに負けないようにトレーニングはしています。体力的な意味ではなく、仕事をしていて長時間働いても苦にならないということです。自分自身でも、これで給料をもらえるなんてありがたいことだと思っています。つまり何を言いたいかというと、同じ教師という仕事をしても、疲れる人もいれば、疲れない人もいるということです。これは何の違いかというと、おそらく、私自身はこの教師という仕事が得意なのだと思います。生徒と関わり、授業で人前で話す。部活動で体を動かす。テストを作成する。学級通信を書く。このように教師の仕事のあらゆるものが私にとっては苦ではなく、むしろ面白く、やりがいを感じています。だからこそ、のめりこんで長時間仕事して、時間を忘れてしまうことも多々あります。そんな時は、この仕事に就いて幸せだったなぁなんて考えています。このように社会で仕事に就くときに自分の得意な仕事に就けることはとても幸せなことだと思います。社会で仕事をするということは、自分の持っているものの中で他者の願望を満たすものを提供するということではないかと思っています。それが自分の得意分野ならばさらに良いのではないでしょうか。自分に何も武器がなく、提供するものがなければ、社会で認められることはなく、仕事をやっていくこともできません。だからこそ、社会に出るまでに大切なことは、自分自身の得意なことを見つけて、それを磨いていくこと。他者に提供できるレベルまで成長させることが大切なのではないかと思います。しかし、自分の得意分野は、なかなか自分で見つけるのは難しいものです。ポイントとしては、ほかの人が長時間やると苦労してしまうもので、自分は難なくできてしまうものを探してみましょう。また、他人に自分の得意分野って何?と聞いてみるのも1つの手です。自分自身が気づいていなく、他人が見えているものも結構あるものです。

将来誰しもが働くことになります。そんな時に、できれば自分の得意分野で勝負したいはずです。自分のなりたいもので働きたいはずです。そのためには、今すぐその仕事ができるわけではないので、今できるものを食わず嫌いせずに、すべて経験してみる。そうした中で自分が思いもしなかった得意なもの(長時間取り組んでも苦にならないもの、他人より難なくできてしまうもの)が見えてくるかもしれません。だからこそ、何事も自分の目の前に与えられたものは、とりあえず取り組んでみることを意識して生活していってほしいと思います。参考に!