気分によるものと、意思によるもの

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GWや長期の休み明けはどうしてもモチベーションが上がらない人がいるかもしれません。さらに、定期テスト前ややるべきことが溜まっている時などは、どうしてもやる気がなくなったり、愚痴が出てしまったりすることがあると思います。そんな時に覚えておいてほしい言葉があります。それがフランスの哲学者、アラン氏が語った言葉「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意思によるものである」というものです。人は怠けていたり、努力しないでいたりすると、どうしても悲観的になってしまう。しかし意思を持って努力している人は楽観的にいられるということではないかと思います。悲観的になっている人の多くは、現状に不満があり、過去を見ることが多いのではないかと思います。逆に楽観的な人は努力をしているからこそ未来を語り、夢を語るのではないかと思います。私もそうですが、何事に対しても気分がのらないとか、やる気と気分を理由にして物事を取り組まない瞬間が存在します。しかし、経験上、気分が自然と上がってやる気が急に湧き出てくることはあまりないのではないかと思います。この惑星は行動の星。まずは自分が動き出すこと、そして努力を続けること。それだけが唯一気分を上昇させ、楽観主義になる方法ではないかと思います。

どうしても気分が乗らない時もあると思います。そんな時に大切にしてほしいのは自分の意思によって、努力によって、行動によって自分の気分をコントロールしてほしいということです。これは大人になっても同様ですし、気分で仕事をサボるわけにはいきません。そんな人は信用されなくなってしまいます。逆にどんな時も自分の気分をコントロールしてコンスタンスに仕事ができる人の方が求められ、頼られていくのではないでしょうか。周りの環境で自分の気分を上下させるのではなく、どんな状況でも自分自身で未来にベクトルを向けて努力できる人になっていってほしいと思います。