将来の仕事はできる限り「やりたいことができる」仕事に就こうと考えている人が多いのではないかと思います。言葉だけ聞くと確かにその通りだし、そんな仕事に就けたら毎日仕事は楽しくて仕方ないと思います。しかし、私自身仕事をやっていて、1つの「やりたいこと」をやるためには、「やりたくない」仕事を20も30もやらなければならないのが実感としてあります。こんなことを言うと、世知辛い世の中だと思う人もいるかもしれませんが、私自身は「やりたいこと」のために、どんな「やりたくない」仕事も甘んじて受け入れると決めて仕事に取り組んでいます。むしろ、「やりたくない」仕事でさえ「やりたい」仕事へのプロセスではないかと最近は考えています。さらに、「やりたいことをやって生きる」というのは「やりたくないことをやらない」と同義語ではないんじゃないかと考えています。そして、「やりたい」ことも「やらなければならない」ことも、全て「やりたいこと」に変えていける人が「やりたいこと」をやって生きる人になるのではないかと思います。もう少し具体的に言うと、例えばバレーで活躍したいと考えれば、そのためのキツイ、苦しいトレーニングを喜んで取り組まなければ、技術は身に付きません。自分の希望する職種に就くためには、そのための資格や技能が必要となってきます。だからこそ、「やりたいこと」をするためには「やりたくないこと、やらなければならないこと」は共についてくるのではないかと思うのです。
どうしても定期テスト前になると提出物などの「やらなければならないもの」や「やりたくないもの」にフォーカスがいってしまいます。しかし、それは同時に「やりたいこと」がその先についてきているはずです。つまり、その先の目的や未来を思い描きながら取り組むことが大切なのではないかと思います。自分自身を今は磨いている時期と考えて、「やりたくないこと」「やらなくてはならないこと」に真正面から向き合って取り組んでいってほしいと思います。参考に!