私自身は大人になった今現在も、「頼まれごと」は基本的に断らないようにしています。
到底絶対無理というもの以外は、なんとか完璧ではなくても、自分なりに努力しようと
決めています。その理由としては、「頼まれごと」によって自分の新たな可能性を見たり、
視野が広がってきた経験があるからです。どうしても新しいことになると、恐怖はありますが、
「どうせやるなら」という気持ちで、100%を目指さず努力を気負いなくしています。
皆さんにも「頼み事は、試されごと」という言葉を教えたと思います。それは頼んだ人からの
と思っている人が多いと思いますが、実際は「未知なる自分の可能性」からの試されごと
ととらえてみてはどうでしょうか。それをつかみ取るか、流すかは自分次第。だからこそ、
頼まれごとには積極的に取り組んでいってほしいと思っています。何も大きいことでなくて構いません。
親から頼まれたこと、友人からお願いされたこと、先生方から言われたこと、あらゆるところから
自分の未知なる可能性はやってきます。そう思って頼まれごとにチャレンジしてほしいと思います。