現在人生100年時代なんて言われていますが、寿命が延びたとしても、私たちが一生の中で出逢える人よりも、出逢えない人のほうが圧倒的に多いはずです。現在の地球の総人口は80億人を突破したといわれています。私たちは一生のうちにいったい何人の人たちと出逢えるのでしょうか。歴史上のたまたま同じタイミングの、同じ国の、同じ地域の、同じ世代に偶然にも出逢うということは、とても奇跡的なことだと思います。しかし、普段生活していると、それが当たり前すぎて薄れてきてしまいます。しかし、その喜びの一瞬を味わえる瞬間に出逢えることもあります。そんな時は、本当に人生最高の瞬間だなぁなんて思ったりします。私の場合は、それが仲間と何かを成し遂げたときでした。例えば、スポーツをしていて大会で仲間と共に勝ちを味わったときや、行事を共に成功させるために努力しているときでした。それは大人になって仕事をするようになっても同様な気がします。だからこそ、そんな当たり前じゃない仲間と今一緒にいて、偶然にも同じ時間を共有できていることは、あらためて素晴らしいことだということをもう一度かみしめることも大事かもしれません。
出逢えるということ
