日々何かに向けて努力していると、どうしてもその結果、つまり成功か失敗かがどうしても気になってしまいます。そして、あまりにもの不安で時には立ち止まってしまうこともあるかもしれません。例えば、定期テスト前の勉強している最中に、本当にこの勉強法でテストの点が取れるのか、不安になって違う方法を試す。さらにそれも不安になって別の方法を試す。そんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。また、部活動や習い事で目標に届かずに打ち砕かれた時に、次に向かう気力を失いそうになった経験もあるのではないでしょうか。人生はその連続と言っても過言ではありません。そんな時に、考えてもらいたいことがあります。それは、「良い悪いも含めて全部味わう」ということです。私たちはよく、未来を憂いて心配し、過去の失敗に引きずられて挑戦できなくなることがあります。しかし、実際私たちが感じられるのは、永遠のように続く今だけなのです。未来に急に飛んでいきたくても、時が立たないと未来にはいけないし、過去に戻ることもできません。今という時しか味わうことができないのです。だからこそ、今を最大限に味わうことが大切なのではないかと思っているのです。生きていると良いことも悪いことも起こります。私自身も人生はちょうど良いと悪いは半分くらいずつ起こるのではないかと思っています。振り子のように、とても調子の良いこともあれば、逆に振れて、何をやってもうまくいかないこともあります。そんな時に一喜一憂するのではなく、今はそういう状況なのかと考え、味わう。それが大切なのではないかと思います。どうしても悪い状況の時は一生続いてしまうのではないかと考えがちですが、歴史上、止まなかった雨は存在しないように、必ずいつか晴れ間がやってきます。だからこそ、そんな悪い状況も自分の人生だと思って味わうこと。今に集中すること。それが1日を大切に生きることではないかと思っています。
ぜひ今後も、自分自身の未来と過去に押しつぶされそうな時、悪い状況に不安になった時に、今に集中して、あえて味わおうと考えてみてください。そうすると肩の力が抜け、案外スムーズにいったりします。参考に!