人は変わりたいと願います。特に環境が変わったり、自分に何か悪いことが起こったりしたときに「このままの自分ではいたくない」と思い、変わろうとします。しかし、変わることは思っている以上に難しいことです。月日が経つにつれ最初の決意はどこにやら、考えや、価値観、行動も過ごし方も元の自分に戻ってしまい、「やっぱり自分は変われないんだ」と自己嫌悪に陥ることも珍しくありません。そんなときに考えてほしいのは「あまり大きく変えようと思わない」ことです。変わるからには一気に変わりたいという気持ちはわかるのですが、昨日までの自分を全く捨て去って新しい自分として生きるのは無理があります。だから、ほんの少しだけ変わる勇気を持つ。特に1%でいいから変わろうとする。例えば時間で言えば、1日15分だけ変えてみる。24時間のうち15分だけであれば継続できるのではないでしょうか。例えば自分自身を成長させるために読書を15分だけしてみる。体作りのために筋トレやランニングを15分だけしてみる。たったそれだけで?と思うかもしれませんが、3ヶ月ほど経つと自分の変化に気づくはずです。今の状態を1として、0.99をかけてみる。つまり1%だけ変えてみる。その数値にさらに0.09をかけ続ける。それを90回繰り返す頃には、数値は0.4位になる。何をやっているかというと、1日に1%ずつ続けると3ヶ月後にはおよそ半分が新しい自分に入れ替わっている計算になるのです。これってすごいことではないですか?先日話した吉田松陰さんもこんな言葉を残しています。「学問の大禁忌は作輟なり(何かを学ぶときに、一番やってはいけないこと、それは作輟(やったりやらなかったりすること)だ)」と。ほんの少しの変化でいいから続けることで人は生まれ変わることができるということです。しかし、これは逆もまたしかりです。日々取り組まなければならないもの。例えば挨拶であったり、掃除であったり、片付け。そういったものを、毎日同じレベルで取り組む事が大切と言うことです。それに手を抜いてしまうと同じように3ヶ月後にはすさまじい変化を起こし、どんどん下降してしまうのです。
微差こそ
日々の生活

