私自身は毎日納豆とキムチを食べるようにしています。様々な食品を試した中で毎日食べると自分自身か調子が良いので、かれこれ20年以上毎日食べ続けています。ちなみに、この納豆やキムチのような食品は「発酵食品」と呼ばれ、毎日私たちの食事の中で見ない日がないくらい日本人の食事の中には浸透しているのではないかと思います。食物が「発酵」すると、栄養が体内に吸収されやすくなったり、「発酵」の過程でビタミンやアミノ酸といった栄養成分が生成されて栄養価がアップしたり、風味や旨みが増すなどの効果が得られるということで、今日も様々な「発酵食品」が開発されています。面白いのが、この「発酵」とは食物が微生物の力によって変化する過程のことを言うのですが、これは「腐敗」と全く同じだそう。決定的な違いは存在しておらず、人間にとって「有益ならば発酵」「有害ならば腐敗」という視点で決められているそうです。つまり、起こっている現象は変わらないけれど、人間自身の都合で言葉を換えていることになります。なるほどなぁと思うと同時に、これは何も微生物の世界だけでなく私たちの生活でも同じ事が言えるのではないかと思うのです。例えば、わからない問題に授業中に出会ったとしましょう。ある人はそれを自分自身の力に変えて、応用問題にもチャレンジし始める。ある人は、わからないと、ふてくされて問題にチャレンジしなくなる。起こっている現象は同じなのに、結果は変わってきます。全ての現象でそう捉えられるのではないでしょうか。私たちの人生は様々なことがおこります。しかし、それを自分自身で勝手に「いる」「いらない」と判断することなく、まずは能動的に、積極的にチャレンジしてみる。そうすると様々な作用により「発酵」が起こり、それが「熟成」されることで、自分の武器になり、誰かを助ける支えにもなっていく。そうやって世界がそれぞれの「発酵」された優しさであふれていくといいなぁなんて思っています。
発酵食品が優れているのは、栄養吸収率やビタミンやアミノ酸などの栄養価がアップしたり、風味や旨みが増したりすることに留まらず、実はもっとすごいことがあるそう。発酵によって腐敗菌の侵入をブロックするのだそう。つまり、自分自身が常によりよい「発酵」を起こすことで、自分自身の「腐敗」を防げるということです。これからも常に前向きにチャレンジし続けることで「発酵」をうながし、自分自身の「うまみ」をだし、成長していって欲しいと思います。


