昔の逸話になります。砂漠のオアシスの木陰に一人の老人が腰を下ろしていました。そこへラクダをひいた若者が通りかかり、老人に次のように尋ねたのです。「この村に落ち着きたいが、どんな人が住んでいるのですか」 すると、老人は問い返しました。 「お前さんが住んでいた村はどうじゃった?」 若者が、 「ひどい村でね。 たちの悪い人間ばっかりだった」と答えると、老人は言いました。 「この村も同じよ。もっとましな所に行った方がいいよ」 しばらくして別の若者がもう一人オアシスに着き、老人に話しかけました。 「この村に落ち着きたいんだが、どんな人が住んでいるのですか」老人は問い返す。「お前さんが住んでいた村はどうじゃった」若者が、「良い人ばかりで実に楽しい村だった」と答えると、老人はこう言いました。「この村も同じよ。良い人ばかりだ。住まわれるとよい」このやり取りを近くの木陰で聞いていた男が、「ご老体、いい加減なことを言って」と非難すると、老人は答えました。「自分の住んでいた村を悪く言うのにろくな奴はおらん。心の持ちようで周囲も変わる」チャンチャン♪
さて、みんなはこの話から何を感じますか?老人が適当なことを言っている?こんな話作り話だ?色々な捉え方があると思います。しかし、私自身はとても興味深い話だなぁと感じています。特にこれまでの私自身の生きてきた過程で同じことを経験してきました。自分自身が今いる環境に不満を言っているときは、どこに行っても不満があふれていたように感じます。逆に周りに感謝できているときは、あらゆる場面で支えられることが多かったし、助けてもらっていたように感じます。つまり、自分が思った通りの環境がこの世界に広がっているんだと経験しました。だからこそ、これから自分が生きる世界が自分自身にとって明るくしたいのであれば、まずは自分から心を開き、人に良いものを与えること。そうしていると自分の周りが変わり、世界が変わっていくのではないかと思います。
自分の周りには自分が思った通りの現実が広がるとするのであれば、できる限り前向きで、プラスの言葉を使ったほうがいいに決まっています。それを意識することで、自分の周りには良いものが集まってくるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。


